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Auburn Sounds「Panagement 2」レビュー

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Auburn Sounds「Panagement 2」とは

以下、本家サイトより。

Panagementは、いわゆる空間化研究所です。
Panagementは、ステレオトラックに対して生命力を吹き込みます。

というも表現が妥当だと思います。

さらに、下記の特徴が述べられてます。

  1.  Binaural Distance Pannerを使用すると、音場のどこにでもトラックを配置可能。
  2. Reverbは、自動の初期反射と後期反射を使用して、距離モデリングのリアリズムを高める。
  3. WidthTiltは、予想できない結果を生み出す。
  4. LFOはさらなる可能性を生み出す(例:リバーブダッキング)。
  5. Binaural Delay の新規搭載は、より空間的な複雑さを実現。
  6. ニーズの強いPGMT-400チップmodが付属。

上記のすべての特徴を引き出すには、もう少し遊んでみないとわかりません。
まだまだ、表面のみでのスピードレビューとなります。

Panagement 2を高機能パンナーとして使ってみる

早速、Panagement2を使ってみます。
最初はパンナーとしての魅力チェックから。

Panegement2とCubase 付属のAutoPanを比較

せっかくなので、Cubase付属の高機能なAutoPanと比較してみました。
制作でよく使うことがあるAutoPanですが、
これはこれでシンプルで効果的なよくできたプラグインです。

Cubase付属のAutoPan

楽曲全パートの中で比較

カッティングのエレキギターにPanegement2とAutoPanをインサートし、
それぞれのオン・オフで特徴を確認してみました。
設定はそれぞれ下記画像の通り。

まずはAutoPanから。

Cubase付属のAutoPan

はい、AutoPanとしてしっかり良い仕事しています。
ギターがきちんと左右に動き、
楽曲に良い変化を与えてくれています。

で、続いてはPanegement2。

Panegement2

さすがに専用プラグインとしての仕事してます。
私の設定では、Panを全開でオートでかかるようにしていることと、
Phase設定をそこそこ変化を付けていること、
更に、GainとFarで音量と距離の変化を少々加えてみました。
LFOにてBPMと同期した動きをしっかり行ってくれてます。

Panegement2の方が、圧倒的に複雑な動きとなっており、
立体感がずいぶん出ていて、音場を走り回っているという感じです。
「AutoPanは左右の動き」で「Panegement2は左右+奥行の動き」といったところでしょうか。

いや~面白い!

ギターのみで比較

上記の楽曲全体でも違いがよく分かりますが、
ギター単体で聞いてみるとさらに振る舞いがはっきりしてきます。
(ギターのルーズさはご容赦くださいませ ^^)

まずはAutoPanから。

Cubase付属のAutoPan

しっかりと左右にパンニングされ、
良い意味での教科書通りのオートパンです。

で、Panegement2。

Panegement2

うん、これは、ギタリストがアンプを首からぶら下げて、
ギターを弾きながら自分に近づいてきたり遠ざかっていったりという感覚です。
このような状態を別の手法で作り出すには結構難儀しそうです。
(私はやりたくありません、、、、)

Panegement2を購入してみて

今回、セール対象になってたこともあり、
即ポチでした。
実は、Free版を以前に使ってみてたので、
すごく面白く使えるプラグインであることは知っていました。
ただ、海外サイトからのFree版の入手が少し難儀した記憶があり、
近々PCの変更を控えている中で、
手間なくインストールできるように有償版を購入しました。
しかも、セールで購入できたので満足度が激高です。

今回1,400円少々で購入出来ましたが、
普段でも3,700円少々で購入できると思います。
しかも、ありがたいことに国内代理店でスマートに購入できます。

比較的、存在自体は地味なプラグインですが、
パワフルで使い出のある一品です。

Mixの場面では定位の確定においてかなりの時短になります。
また、積極的にエフェクティブにも使えるので、
過激に活用することでインパクトの強い演出ができます。

楽曲制作のお仕事で活躍すること、
間違いなしのお買い物でした!!!

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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